菱沼氏が提唱した、日本初の電子決済インフラ「ペイジー」に基づく、革新的な不正防止サービスです。彼は日本マルチペイメントネットワーク推進協議会（JAMPA）を設立し、事務局長として全国の金融機関や政府機関、地方自治体への「ペイジー」普及に努めました。その結果、2022年度には8,785万件、総額53.4兆円の取引実績を達成しました。

菱沼氏は、「ペイジー」の普及過程で将来的に発生しうる重大な不正リスクに気づき、その対策の重要性を痛感しました。その結果、10年以上にわたる研究と開発を経て、不正を未然に防止するための革新的なソリューション「Passproof」を完成させました。本サービスは、成熟した技術を基に構築されており、プログラムの不具合がほぼ解消され、動作も軽快であるため、高い安定性を誇ります。